2018年01月09日

『頑張る』を目標にしない♪

少しキビシイ言葉ですが、私は『頑張ってますアピールは要らないからね』と言います。
レッスンでは呼吸訓練、発声や音感訓練、リズム訓練等の基礎から始まります。
バレエで言うならバーレッスンの部分ですね。
レッスンの中でここが最重要部分です。
ぶっちゃけ、ここが出来ていれば、歌はどうにでもなるのです。

この基礎訓練中によく見かける現象が『頑張ってまーす!!!』という状態。
頑張れば上達するのでしょうか?
答えはNOです。現実はそんなに甘くないです。

私は『頑張ってるアピールは要らないの。私が欲しいのは100パーセントの正確さ』と言います。
『どんなに頑張っても目的が達成されなければ何もしなかったのと同じなの』
ま、キビシイやね。ずぶの素人に向かって何て事言ってんだろね。とも思った時期もありました。

が、ここはお遊び広場じゃないからね。
それに、そんなに高い要求でもない。

要は雑なんです。
もっとひとつひとつの行動をきちんと理解して丁寧に行えばすっとクリアできるハードルです。
頑張るばっかりで自分の出した音を確認しない。本当にそのピッチで良いの?
せっせと呼吸を繰り返しているけど、ひとつも正確に呼吸できていない。
100回の偽せもの呼吸より1回の正確な呼吸の方がずっと大事。
ま、頑張りもせずにただ惰性で発声練習してるのは論外ですが、一つの100パーセントの正確を積み上げる方がずっとずっと実のある練習なんです。
ここが上手くなる人とならない人の差。

ある美容エクササイズの本を思い出します。
四つんばいになり脚を後方に高く上げるエクササイズのくだり。
一緒にエクササイズをスタートしたA子さんとB子さん。
頑張り屋のA子さんは大汗を流しながらせっせせっせと脚を高く蹴り上げます。
不器用なB子さんはゆっくりと脚をあげるので回数が多くできません。
一ヵ月後、ヒップが上がり、ウエストに美しいくびれを作ったのはB子さんでした。

脚を後方に高く上げる事でお尻の筋肉を鍛えるという理由と目的と結果が生まれるわけで、やみくもに脚をせっせと『蹴り上げ』ているだけでは結果は生まれないという事です。
一方、不器用だからこそ、ひとつひとつの動作を丁寧に行っていたB子さんは美しいヒップラインを手に入れる事ができたというわけですね。

話を歌に戻します。
今、何のためにその訓練をするのか?確認しましょう。
ゆっくりで良いです。ひとつずつ、今の動きで良かったのか? 今の音程で良かったのか?
孤独な作業です・・・が結果は必ず出ます。
頑張るのは当り前。その先の正確さを目標にしましょう (*^_^*)








posted by ミドリン at 08:06| レッスン