2018年02月02日

バラードをフェイクする♪

昨日の青葉台セミナーBEの経験者クラスではバラードのフェイクを練習しました。

お題はMisty テンポ70  2ビート

先ず楽譜通りに正確に覚えます。
そこからフェイクをしていきます。

フェイクとは崩すという事です。
楽譜通りにテンポ70で歌うと何とも味気ない曲になります。
そこで歌でも楽器でも『フェイク』という奏法を用いる事となります。

楽器の場合、ちょろちょろと装飾音符などを施す事もありますが、歌の場合あまりそれをやってしまうと節がコロコロとする民謡のようになってしまうので乱用は避けたいものです。

何が有効かと言いますと、いわゆる『間をとる』という事になります。
絵画、芝居、舞踊、花を活ける等すべてに通じる話で『間をとる』という事が上達への鍵となります。
簡単に言うと『センス』ですね。

こうなるとただのCDの物真似では通用しなくなってきます。
私自身、未だジャズスクールへ通っていた頃、エラ・フィッツジェラルドの物真似をしてバラードを歌ったら、師匠の後藤芳子氏に『もっと正確に』と指示されました。

当時の私はメロディーにしか気が行っていなかったので、後ろに流れる伴奏のリズムにまで気が回らなかったのです。
完璧にCDのコピーをしたと思っていてもリズムは後ろとぴったりとあっていなかったのです。
エラがある節回しを1小節ずらしていたんですね。
そこまでは把握していて自分もずらした、つまり物真似したつもりでいたのですがまったく似て非なるものだったのです。
その時、徹底的に音楽とはリズムの上にメロディーを載せる事というのを訓練しました。

昨日のレッスンではたった8小節をフェイクするのに40分以上を要しました。
それでも出来たような出来ないような状態です。
やってみては直しの繰り返しです。

それで良いのです。短歌、俳句、川柳と似ていますね。
何度も何度も自分の中から絞りだして中身を高めていくしかないものね。
オトナだからこそできるレッスンなのでしょう。







posted by ミドリン at 07:43| レッスン